「戦争と平和」 [読書]
読み始めたのが昨年の冬くらいからだったと記憶しているので、ほとんど一年間読んでいたことになります。新潮文庫版は全4巻で、一冊読むたびに少し休みを入れて別の本も読んだりしたので、必ずしもずっと読んでいたわけではありませんが。
4冊とも古本屋で購入しました。古本とは言っても、しおり用の紐が全くよれておらず、きれいなままだったのでほとんど新品同様でした。ただ、4冊とも新潮文庫の応募マークだけは切り取られていましたが。
何年か前に、塩野七生さんの「浮気弁護論」というエッセイを読んだことがあります。そのなかで、「トルストイは、女の心理を描くに実に巧みであった作家」と書かれており、「戦争と平和」のナターシャについて触れられていました。
そんなこともあり、いつかは読んでみようと漠然と思っていました。
量の多さと、字の細かさに、読む前はちょっとたじろぎましたが、読んでみるとけっこう面白かったです。初めの方は細かく覚えていませんが。
話の舞台は、19世紀前半、ナポレオンがロシアに攻め入る頃のロシアです。アウステルリッツの会戦や、ボロジノの会戦、モスクワ放棄など、ロシアやヨーロッパにとっては激動の時代です。
登場人物の中で一番好きなのはアンドレイ公爵です。ミーハーな感じですが、格好いいと思いました。
もう1人の主要な登場人物であるピエールは、始めはあまり好きではありませんでしたが、3巻の最後の方くらいから好感が持てるようになりました。
タイトルから、戦争の虚しさや悲惨さがテーマの話なのかと思っていましたが、そういうわけでもないようです。むしろ、歴史哲学に近いようなことが随所に書かれています。
エピローグが150ページくらいあったのですが、その半分近くを占める第2部は丸々トルストイの歴史に対する考えが述べられていました。個人的にはここを読むのが一番大変でした。言っていることは、それまでも繰り返し語られてきたことをより詳しくした感じのことですが。
特に2巻ですが、恋愛の要素もけっこう入っているので、そういった面でも楽しめました。
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ウリやってる子はちょっと軽蔑する。もう店で着る服が数着残ってるだけ。どうしてこうなっちゃったんだろう。








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